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日本のロボットバンド「Z-Machines」の超絶技巧(動画あり):スクエアプッシャーともコラボ

WIRED

「Z-Machines」は、ロボットだけで結成されたバンドだ。78本の指を持つギタリスト「Mach」(マッハ)、22本の腕を持つドラマー「Ashura」(アシュラ)、レーザーでキーボードを演奏する「Cosmo」(コスモ)のロボット3体がバンドメンバーだ。

Z-Machinesは2013年に、アルコール飲料ブランド「ZIMA」が、東京大学の河口洋一郎教授などに依頼して製作した(開発者チームによる座談会はこちら)。このとき数人のアーティストに、プログラミングしてロボットに演奏させることができる楽曲の提供が依頼された。

英国のテクノミュージシャン、スクエアプッシャー(Squarepusher)ことトム・ジェンキンソンも、依頼を受けたアーティストのひとりだ。同氏は楽曲「Sad Robot Goes Funny」を提供した後も協力を続け、先週ついに、Z-Machinesとのコラボアルバム「Music for Robots」をリリースした(日本語での紹介はこちら)。

タイトルの通り、楽曲はどれも、Z-Machinesのために書き上げられている。

「ギターを演奏するロボットは、人間には到底不可能なスピードでギターを弾くことができるが、振幅の制御はできない。だから、(ロボットのために作曲する場合には)このような特性に配慮しなければならない。人間の演奏者向けに作曲する場合と同様に、特性に配慮した作曲が必要なのだ」と、スクエアプッシャーは語る。「今回のプロジェクトでは、お馴染みの楽器を使用して、これまで不可能だった演奏が実現した」

アルバムに収録された楽曲は、確かにいささか迫力には欠けるかもしれないが、豊かなメロディーで耳に快い。クールで心を落ち着かせる音色で始まり、やがてアップテンポになるので、これまでに耳にした楽曲とは違ったサウンドに聴こえる(おそらく、人間にはこんな音楽を生み出せなかったからだろう)。

WIRED.comに公開された上の動画では、開発チームによるZ-Machinesの製作風景を確認できる。下の動画は、楽曲「Sad Robot Goes Funny」をZ-Machinesが演奏する様子を観ることができる。

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